これからどんどん暑くなる季節、「そろそろ寒い時期に使用していたカーペットを片付けて夏用のラグに交換しようかしら」なんてお考えの方が多いのではないでしょうか。また来シーズンに気持ちよくカーペットを使用できるように、カーペットのお掃除と保管のポイントをしっかり押さえましょう!
目次
- 収納の前にお掃除を
- 掃除機でゴミやホコリを取り除く
- ゴム手袋と重曹スプレーでさらにきれいに
- 食べこぼしなどのシミを落とす
- カーペットは丸めて横向きに収納
- まとめ
収納の前にお掃除を
長い間使用したカーペットは、普段のお掃除では取り除きにくいゴミや汚れが残ってしまっています。そのまま片づけてしまうとカーペットが傷んでしまったりする原因となり、また使用したいときには使えなくなってしまってしまうかも!?カーペットをしまう前にお掃除をして、綺麗な状態で保管するようにしましょう。
掃除機でゴミやホコリを取り除く
まずはカーペット全体に掃除機をかけて大まかなゴミを取り除きましょう。掃除機をかけるときは一方向だけではなく四方向全てからかけることで、毛の中に入り込んでいるゴミを取り除くことができますよ。
ゴム手袋と重曹スプレーでさらにきれいに
掃除機で大まかなゴミを取り除いた後は、ゴム手袋と重曹スプレーを使ってさらに小さなごみを取り除きます。スプレーボトルに水500mlをいれ、小さじ1杯の重曹を加えてよく混ぜます。この重曹スプレーをカーペット全体に吹きかけた後、厚手のゴム手袋でカーペットの表面をくるくると撫でていきます。すると掃除機では取り切れなかったホコリやゴミが面白いように出てきます。この重曹スプレーには消臭効果や皮脂汚れや油汚れを落としてくれる効果があるので、カーペット以外にもフローリングやキッチンなど色々な場所のお掃除にお使いいただけますよ♪合成洗剤と違って小さなお子様やペットがいらっしゃるご家庭にも安心ですね。
食べこぼしなどのシミを落とす
カーペット全体のゴミが取り除けたら、最後に食べこぼしなどのシミを重点的に落としていきましょう。シミのある部分の裏側に乾いたぞうきんをあて、先ほど作った重曹水をしみこませたぞうきんでシミをトントンと根気よく叩いていきます。ある程度シミが落ちたら乾いたぞうきんで水分をよく拭きあげましょう。まだシミが残っているようでしたら、この工程を何回か繰り返してください。裏にあてたぞうきんが重曹水の水分と一緒に汚れを吸い取ってくれるので、ぞうきんの乾いた部分が当たるように位置をずらしながら行うと効果的です。シミ抜きの作業が終わったらよく乾燥させてください。水分が残ったままカーペットを収納してしまうと、せっかくきれいにしたカーペットにカビが生える原因となってしまいますよ。
カーペットは丸めて横向きに収納
カーペットを片付けるときは毛の流れに逆らわないように丸めて保管しましょう。畳んで保管してしまうとカーペットに折り目がついてしまったり毛が寝てしまったりする原因となります。また、丸めたカーペットを立てて保管すると端がよれたり折り目がついてしまう可能性があるので、カーペットの保管は横置きが基本です。おすすめは押入れやクローゼットの天井にカーペットの大きさに応じてフックをいくつか取り付け、ひもなどで丸めたカーペットを横向きに吊り下げる方法です。押入れ・クレーゼットのデッドスペースを有効に活用でき、吊るすことで湿気からも守ることができますよ。
まとめ
カーペットは『きれいにしてから横向きに保管』が基本です。日頃のお掃除でも掃除機をかけるだけでなく、時々重曹スプレー+ゴム手袋のお掃除と食べこぼしなどのシミを放置しないことでキレイを保ち、正しい保管をすることでカーペットを長持ちさせることができますよ。