押入れの中に気が付いたらカビが生えてしまっている・・・そんな時は次のステップで押入れ内をお掃除しましょう♪
目次
- 押入れにしまっているものを全て出す
- カビを拭き取る
- 消毒用エタノールで除菌
- 色が落ちない部分には漂白剤を使用
- 押入れ内の壁紙やベニヤを貼りかえる
- まとめ
押入れにしまっているものを全て出す
押入れのお掃除は埃やカビの胞子が舞いやすいので換気を十分に行いながら作業してくださいね。マスクやゴム手袋などの着用もお忘れなく!そしてまずは、押入れの中にしまっている荷物やすのこ、押入れシートなどすべてのものを押入れから取り出しましょう。しまっていた物でカビが生えてしまったものは・・・衛生面を考慮して捨てられるものであれば処分してしまうことをおすすめします。
カビを拭き取る
次にカビが生えてしまっている部分を中心に、押入れの中の壁や床、天井など押入れ全体の拭き掃除をしましょう。これで表面のカビの胞子を拭き取ります。
消毒用エタノールで除菌
表面のカビを拭き取っただけではカビを完全に取り除くことはできません。カビの胞子を完全除去するためには、手の消毒などに使用する消毒用のエタノールや逆性石鹸を使用します。逆性石鹸とはオスバンという名称で薬局等で購入することができ、カビの除菌に使用するときは200倍に水で薄めて使用してください。エタノールや水で薄めたオスバンを押入れ全体が湿る程度にスプレーしてからよく乾燥させましょう。
色が落ちない部分には漂白剤を使用
エタノールやオスバンには漂白する効力はありませんので、拭き掃除でも落とすことができなかったカビの色にはキッチンハイターなどの塩素系漂白剤を使用します。泡タイプのキッチンハイターですと直接壁などに吹き付けやすいのでオススメです。ただし漂白剤は壁紙やベニヤを変色させてしまうため、目立たない箇所で一度試し、十分に換気をしながら行いましょう。
押入れ内の壁紙やベニヤを貼りかえる
拭き掃除や漂白剤では落ちないカビの汚れは、ベニヤや壁紙をきれいに交換しましょう。ベニヤや壁紙の交換はご自分ではなかなか難しいので、お近くの工務店やリフォーム店などに相談しましょう。また押入れのベニヤ・壁紙交換をきっかけに、使いにくい押入れを収納内容や使い方に合わせた収納スペースへリフォームしてしまうのも良いですね♪
まとめ
カビは放っておくと健康に害を及ぼす可能性があります。カビが生えてしまう前に押入れ内の換気を定期的に行うなどしてカビの発生を未然に防ぎましょう。詳しくは「押入れのカビを防ぐ湿気対策5つのポイント」をご参照ください。