2月16日(土)、毎年恒例のヤマシナ寄席を開催しました。
円楽一家の三遊亭楽麻呂師匠による寄席は11回目を迎えましたが
今回も安定したおもしろさ!
扇子と手ぬぐいを使いながら身振り手振りで何役も演じ
情景が見えてくるようなお噺にぐいぐい惹きこまれました。
さいしょの演目は「四人癖」。
人には無いようで七つは癖があるそうです。
「鼻の下をスリスリ」
「目をゴシゴシ」
「両袖をピュッピュッ」
「ポンッと手を打つ」
それぞれの癖を持つ四人が集まって起きた
面白おかしいできごとのお噺です。
この日は落語三席と
日本の大衆芸能、江戸太神楽を披露。
傘の上で色々なものを廻す曲芸や
ハラハラするバランス芸など
お客様と一体となり
会場はおおいに盛り上がりました。
トリは楽麻呂師匠の「鼠穴」。
商人として、兄として、弟として
仕事や生き方、家族のことなど色々と考えさせられる深いお噺です。
「鼠穴」は解釈の幅があり、それが噺家によって違うので
素人にもなかなか面白い演目だそうです。
まだ参加されたことのない方は
CDやDVDでは味わえない生の落語をぜひ体験してみてくださいね。
次回のヤマシナイベントもお楽しみに~♪