こんにちは。工事長の守屋です。
先日、工事をさせていただいているお宅のお客様から
「エアコンがつかないので見てほしい」
と、ご相談をいただきました。
詳細をお伺いすると
〈容量の大きなエアコンに買い替えたが
作動しなくなってしまった。
買った家電量販店や街の電気屋さんに相談したところ
配線が劣化しているからでは?等言われたが
明確な原因がわからず困っている・・・〉
とのことでした。
さっそく調べてみると、原因が判明しました。
子ブレーカーが焦げ、一部が溶けている状態だったのです。
当初、ご自宅は100Ⅴ用のコンセントでしたが
購入したエアコンが200Ⅴだったため
工事業者が200Ⅴへ変換する配線工事をしたとのこと。
その際、
子ブレーカーも交換しなければならなかったのですが
それがされておらず焦げて破損してしまったようです。
原因が判ったので新しい子ブレーカーの交換工事をしました。
エアコンは無事に作動し、これでお客様も安心です。
今回のような例は特殊ですが
比較的年数が経っている家は
エアコン専用ではないコンセントや
電圧が合っていないコンセントを使用してしまう場合があり
火災などの大きな事故に繋がるおそれがあります。
エアコンを取り付ける際は
コンセントまわりについて以下の3つを確認してください。
●エアコン専用のコンセントがあるかどうか
●コンセントの対応電圧とエアコンの電圧は合っているか
●コンセントの形状とエアコンの電源プラグの形状は合っているか
電気工事自体はそれほど大掛かりなものではありません。
一般家庭であれば数時間で終わりますが
工事には専門の知識と資格が必要です。
安全のためにも経験が豊富な電気工事店に依頼されるか
私共にご相談ください。