こんにちは、田久保です。
ここ数年のうちに分譲されたマンションは
エントランスや共用廊下、室内の水廻りも含めて
すべてバリアフリーが当たり前になっています。
しかし、リフォームのご要望が多い築20年以上のマンションは
・廊下から10センチほど上がって洗面脱衣室
・さらに10センチほど上がって浴室
・廊下から10センチほど下がってリビングや居室
・リビング隣りの和室は畳の厚み分5センチほど床が上がっている
ということが大半です。
この場合、すべての床をバリアフリーにするには
リビングや居室の床を20センチほど上げなければならず
結果的に天井高が低くなりすぎて、現実的ではありません。
今回のこちらのお宅では
一番通行が多い廊下と居室・LDKの床高を合わせることにより
洗面脱衣室等は段差が残るものの
天井高が低くなり過ぎない
バリアフリー化を図ることができました。
リビング隣りの和室もひと続きの空間とし
3枚引き戸でシチュエーションにより開閉できるようにしました。
押入れの扉も折れ戸に変更したので洋風の印象になり
大開口となったことでモノの管理がしやすくなりました。
この後、廊下や居室の工事が続き
ますます素敵な空間リフォームになりそうです♪
I様、引き続きよろしくお願いいたします。