夏の外出から帰ると家の中はものすごい熱気!日が暮れると、外より温度が高いなんてこともありますよね。帰宅すると家が暑いのは、日中の熱気が家の中に溜まってしまっているから。一刻も早くエアコンのスイッチをオンしたいところですが、まずは建物自体が閉じ込めている熱気を外に放出することが節電やエコにつながります。効率良く部屋の熱を逃がす方法をご紹介します。
目次
- 対角線上にある2か所の窓を開ける
- 扇風機を活用する
- 室温が下がったらエアコンをつける
- まとめ
対角線上にある2か所の窓を開ける
家に着いたら、まず最初に窓を開けて換気をしましょう。
室内にこもった熱を外へ逃がしてやることで、無駄な冷房費を抑えることができます。大きな窓1か所を開けるより、対面する2か所の窓を開け風の通り道を作ります。マンションなどで窓が1か所しかない場合は、換気扇を利用するか、玄関のドアを少し開けておくだけでも風は通ります。
扇風機を活用する
暑い空気は上に溜まるので、天井にいくほど温度も高くなりがち。滞留した熱は換気ではなかなか出ていかないので、扇風機で強制的に空気を対流させます。ファンを上に向け、できるだけ高い位置で首振りにして使うのが効果的です。扇風機で上下の空気を混ぜるようにしていくと空気の流れができ、自然に窓から熱気が外に出ていきます。
室温が下がったらエアコンをつける
5分ほどすれば、こもっていた家の熱もかなり外気に近づいてきます。ここまでくれば、エアコンをつけてもすぐに涼しくなり、無駄な電力を使わず効率的に部屋を冷やすことができます。
まとめ
帰宅した時に部屋が暑いからといって、いきなり冷房をつけるとエアコンに過大な負荷がかかり、電気代が上がる原因になります。まずは室内にこもってしまった熱を上手に部屋の外に逃がしましょう。
また、そもそも家の中に熱がこもらないようにすることが重要。外出する時には、カーテンやブラインドを閉めて出かけましょう。頻繁に使わない部屋なら、雨戸を閉めるのも効果的です。
遮熱カーテンなら日射熱を約60~70%カットできるので、カーテンを閉めるだけで室温の上昇を抑えることができますよ。