こんにちは。
施工管理チームの守屋です。
今年6月18日、山形県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生しました。
今回の地震では倒壊する建物はありませんでしたが
ニュースなどの映像ではブロック塀が倒れていたり
屋根の瓦が落ちている建物が多くみられました。
災害時、瓦礫が道路に散乱すると
避難時や緊急車両の妨げとなってしまうことがあります。
以前にも「ブロック塀の点検を」でご紹介させて頂きましたが
昨年、関西で発生したブロック塀の倒壊による死亡事故をうけ
全国の小・中学校へ点検を呼びかけたり
倒壊の恐れのあるブロック塀の解体・撤去費用に対して
補助金が支給されることになりました。
※鎌ケ谷市危険コンクリートブロック塀等除却推進事業補助金の交付について
弊社でも、6月15日に補助金を受けた工事をお引き渡しさせて頂きました。
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(道路側のブロックを積み直し、上部にフェンスを取付)
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(畑側のブロックは最下段だけ残し、上端をモルタルで補修)
こちらは鎌ヶ谷市にある施設です。
民間の所有するブロック塀に関しても
補助金が出るようになったことから
解体・積み直しのご依頼を受け、工事をいたしました。
これからは、人が塀に近寄るたび不安になることもありませんね。
補助金対象になる工事かの確認などもありますので
役所への申請の際はご相談ください。
(※役所への相談・申請・認可には多少お時間がかかります)
また、屋根瓦の対策としては
軽い素材の屋根材に葺き替えることをお勧めいたします。
瓦から軽い素材へと換えることにより
建物の耐震性能が向上して倒壊のリスクも低減されます。
台風や近年発生が多い竜巻の対策としても
有効となりますのでご検討してみてください。
屋根瓦の対策については、後日ご紹介させていただきます。