ジメジメした梅雨の季節に気になるのが湿気対策。気付いたらこんなところにカビが生えてる~!!なんてことにならないよう、上手に湿気対策を行いましょう。今回は湿気が溜まってしまいがちな押入れの湿気対策をご紹介します。
目次
- すのこを活用する
- 除湿剤は奥の方に下の方に
- 布団は上段にしまう
- こまめな換気を
- 物を詰め込みすぎない
- まとめ
すのこを活用する
定番ですが押し入れ内にすのこを敷くことで空気が流れやすくなり、湿気が溜まるのを防いでくれます。さらにすのこは下に敷くだけではなく壁に沿って縦に置くことでさらに空気の流れがよくなります。またキャスター付のすのこを活用したり自分ですのこにキャスターや取っ手をDIYで取付けたりすると、荷物の出し入れが楽々できてさらに空気の通り道を確保でき一石二鳥ですね。
除湿剤は奥の方に下の方に
湿気対策の定番の除湿剤を使用している方は多いかと思います。ですが今お使いの除湿剤、水がいっぱいのまま放置してしまっていませんか?除湿剤の交換目安は長くても5~6カ月ほどです。除湿剤の効果を発揮させるためには、パッケージに記載された期限を目安に定期的に交換するようにしましょう。また湿気を含んだ空気は空気が流れにくい押入れの下の奥の方に溜まりやすい性質を持っています。そのため除湿剤を使用するのであればこの下の奥の方に置くようにすると押し入れ内の湿気を効率的に吸い取ってくれますよ。
布団は上段にしまう
前述したとおり湿気を含んだ空気は下へ下へと溜まっていきます。押入れの下段にしまうものは湿気に強いものを収納し、敷布団のような湿気を多く含むものはなるべく上段にしまうようにしましょう。また一晩使用した布団は大変多くの湿気を含んでいます。使った布団は起きてすぐに畳んでしまってしまうことを避け、1時間程度広げたままにしてある程度湿気を飛ばした後に収納するようにしましょう。
こまめな換気を
押入は空気がこもってしまいがちです。湿気を含んだ空気をいつまでもそのままにしておくとカビが生えてしまう原因に。お天気の良い日には家中の窓を開けてお部屋の換気をするとともに、押入れの戸をあけて押入の中の空気も入れ替えるようにしましょう。このとき押入れの戸は片方だけ開け放つよりも両サイドを開けるようにし空気の流れを作るようにすると効果的です。さらに扇風機やサーキュレーターを使用することで効果がUPしますよ。
物を詰め込みすぎない
押入の中に不要な物や何年も使っていないものが詰め込まれていたりしませんか?押入れの中に物を詰め込みすぎてしまうと空気の通る隙間まで塞いでしまい湿気の逃げ道が無くなってしまいます。その結果いくら戸をあけて換気をしても効果が得られにくく、換気をきちんとしていたのにいつの間にかカビが・・・!なんてことに。押入の中に不要なものはないかを定期的に整理し、ラックや布団圧縮袋などをうまく活用しましょう。
まとめ
押入の一番の湿気対策はこまめな換気と物を詰め込みすぎないこと。押入の中に物が多いと、いる物・要らない物の整頓もつい面倒になってしまいますよね。不要な物は処分し、ラックやすのこを上手に使ってすっきりした通気性の良い押入れ空間を目指しましょう♪