こんにちは。施工管理の守屋です。
お客様から、シャワートイレとともに便器を交換し、トイレの内装もきれいにしたいとのご要望がありましたが、現地調査にて以下の気になる点がありました。
- 廊下とトイレの床に段差がある
- 換気扇がない(換気口はついている)
- トイレに手すりが付いていない
廊下とトイレの床に段差がある
この段差は、階段の下にトイレがあるため、天井高を確保する手段としてトイレの床を下げていると思われます。
また、ドア下に沓摺(くつずり)が入っているため、廊下から入る時もまたぐ動作になってしまいます。
工事内容
段差解消の工事として、廊下の床高さに合わせて床の下地を持ち上げ、断熱材も新たに敷き込みました。ドア下の沓摺は撤去して、ドア枠は補修させていただきました。
換気扇がない(換気口はついている)
換気口は設置されていますが、高い位置にあるため開閉作業が困難で常に開口されており、冬は冷気が入ってしまう状況でした。
工事内容
既存の換気口を撤去して穴をあけ直し、新しい換気扇を取付けました。電気配線も行い、換気扇はスイッチで作動できるようになりました。
トイレに手すりが付いていない
トイレ内の手すりの主な役割は、立ち座りなどの動作の補助です。高齢になるほど便座に座る、便座から立ち上がるという一連の動作は大きな負担となり、手すりにはこれらの動作をサポートし、負担を減らすという役割があります。
工事内容
立ち座り用に縦型手すりを設置しましたが、今後追加設置できるよう、手すり取付のための補強工事は広い範囲で施工しました。
今回は2日間の工事でしたがトイレが1ヶ所のお宅でしたので、1日目の終了時にトイレを仮付けし夜は使用できるようにさせていただきました。
ヤマシナでは、お客様のご要望以外にも暮らしがより快適になるようご提案をさせていただきます。日常の生活に不具合を感じましたら、わたし達にご相談ください。