ご存じの方は少ないかもしれませんが、2021年4月1日からリフォーム工事前のアスベスト(石綿)調査が義務化しており、さらに2022年4月1日からはアスベスト調査結果の報告が義務付けられています。

現在、アスベストを含む製品の製造、使用、輸入などは禁止されていますが、2006年以前に作られた建物にはアスベストを含む建材が使われている可能性があるため、リフォーム工事や解体工事をする前に事前調査が必要となっています。※空中に飛散した石綿繊維を長期間大量に吸入した場合、肺癌や中皮腫を引き起こすことが指摘されアスベストは「静かな時限爆弾」とも呼ばれています。

事前調査結果の報告が必要な工事
※石綿建材(石綿懸念建材含む)の有無を問わず、下記に該当する工事全てが対象

□解体部分の床面積が80㎡以上の解体工事
□請負金額が税込100万円以上の改修工事
□請負金額が税込100万円以上の一定の工作物の解体・改修工事

ご契約までの流れ

お客様に設計図書などの情報をいただく
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工事担当(有資格者）による目視調査
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お客様へ事前調査に関わるご説明・お見積り
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工事担当(有資格者）サンプル採取・分析
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お客様へ調査結果をご報告
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ご契約

2023年10月1日以降は、アスベスト事前調査をおこなう者が「有資格者」に限定されます。調査後、アスベスト不含有が証明されなかった場合は専門業者による分析、運搬・処分費用などがかかってしまいます。お客様はもちろん、工事作業員や近隣の皆さまの健康被害を出さないための命に関わる措置ですので、ぜひ、ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

※作業している者がより正確に調査するため「アスベスト実務者セミナー」をオンラインで受講しています。