こんにちは。施工管理の守屋です。
まだまだこの猛暑は続きそうですね。でもこんなに暑くてもエアコンをつけたがらない方もいます。体が冷えることが嫌だったりもありますが、節電のためという理由も多いようです。最近ではサーキュレーターを活用するご家庭も増えていますね。サーキュレーターは空気を循環させエアコンの運転効率をアップし電気代の節約にもなります。今回はサーキュレーターの特徴や上手な使い方をご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
〈扇風機とサーキュレーターの違い〉
扇風機
風を体に直接あてることで、体感温度を下げて涼むことを目的に使用します。人にあてて使用するのことを想定しているため、風が届く範囲が広く、風量は穏やかなのが特徴です。
サーキュレーター
日本語で「循環装置」を意味します。
狭い範囲に強い風を直線的に送る力に優れ、部屋の空気を循環させやすくするのが特徴です。
ファンは小さめでシンプルな機能の製品が多く、風を送る方向が左右または真上にも変えられます。エアコンと併用すると冷暖房効率を高めることができます。
サーキュレーターは、換気として使用すると高い効果を発揮するほか、部屋干し対策にも効果的です。洗濯物に直接風を当てると水分を飛ばすことができ、自然乾燥よりも早く衣類を乾かすことができます。あるメーカーで調査したところ、サーキュレーターで洗濯物を乾燥させた場合、電気代は浴室乾燥機を使うときの約半分で済むことが分かっています。
もしサーキュレーターを扇風機代わりに使う際は、風量を弱めにするか、強い風を体に直接当てるのは避け、壁などに当てて間接的に風を感じるよう調整してください。
高齢の方は皮膚の暑さを感じるセンサーが鈍くなるため、暑さを感じにくいなどが考えられます。住宅内であってもリスクはあるので熱中症予防は大事です。体が冷え過ぎないようサーキュレーターで空気を循環しながら、ぜひ快適にお過ごしください。